メフォスでは、約3,800名の栄養士・管理栄養士が全国で活躍しています。(2025年4月時点)
当社の幅広い事業フィールドで働く栄養士が、どのような想いで食事を提供しているのか、ご紹介します。

2019年入社 管理栄養士 菊地 真未
入社から現在までの仕事
2019年~現在 新卒で入社後、病院(病床数:約480床)に勤務
1~3年目で、調理、盛付、仕込みなど厨房業務全般を習得。次第に自分の業務だけでなくチーム全体の業務にも気を配れるようになり、周囲から頼られる存在に。
4年目からは毎年、新入社員の教育を任され、人材育成の面からもチームに貢献。
6年目の2024年には、管理栄養士国家試験に合格し、7年目からは献立作成を担当。日々改善を重ねながら奮闘中。
「患者様にとって大切な一食」大量調理でもこの想いを胸に
◎メフォスに入社した理由を教えてください!
就職活動をしていた際は、栄養士としてスキルアップするために、まずは病院給食に挑戦したいと考えていました。病院給食は治療の一環であり、患者様一人ひとりの病状に合わせた高度な栄養管理が必要なため、専門性を高めるには最適な環境だと思ったからです。一方で、キャリアを重ねる中で、福祉施設や保育園などの他の分野に挑戦したいという気持ちが芽生える可能性もあると感じていました。そんな中メフォスでは、病院だけでなく幅広い分野を受託しているため、同じ会社にいながらさまざまな経験が積めるのではないかと考え、入社を決めました。それに加えて、面接していただいた採用担当の明るい雰囲気に魅力を感じ、「ここなら楽しく働けそう」と思ったことも大きな決め手でした。
◎食事を作るうえで大切にしていることは何ですか?
入社当初は、治療食の種類や個別対応の多さに苦戦し、決められた時間内にミスなく食事を提供することに必死になっていました。そんな時に当時の上司から教わった「私たちにとっては何百人分のひとつでも、患者様にとっては大切な一食」という言葉は今でも大切にしています。この言葉を聞いてからは、時間通りに安全な食事を提供するだけでなく、見た目からも”おいしそう!”と思ってもらえるように、忙しい中でも一つひとつ丁寧に盛り付けるなど、すべての工程に心を込めています。
◎4年目から毎年新入社員の教育担当を任されているのですね!指導にあたって心掛けていることはありますか?
指導をしていて感じるのは、同じ教え方でも伝わり方や吸収スピードは人それぞれ違いがあるということです。覚えやすい方法や苦手なポイントは一人ひとり異なるため、個々のペースで成長できるよう、その人に合ったコミュニケーションを心掛けています。例えば、複数の業務を覚えることに不安を感じる人には、同時進行ではなく「まずはこれをやってみよう!終わったら次の業務を教えるから声をかけてね」と一つずつ丁寧に教えたり、逆に飲み込みが早い人には「この方法にしたらもっと効率よくできるよ」とレベルアップを促す声かけをしたりと、指導内容を柔軟に変える工夫をしています。このような工夫で、新入社員が少しずつ自信を積み重ね、いきいきと働く姿をみるときや、自分の教えたことが身につき、成長を感じられる瞬間は大きなやりがいです!

知識を深めてキャリアアップ!在職中に管理栄養士資格を取得
◎昨年は管理栄養士資格を取得されたのですね!挑戦しようと思った理由や、試験に向けて大変だったことを教えてください。
より専門的な知識を身につけたいと思い、挑戦しました。クライアント栄養士の中にも受験する方がいたため、休憩時間に一緒に勉強したり、分からないことがあれば教えてもらったりして、励まし合いながら取り組めたことが心強かったです。試験が近づくと、勉強時間を確保するためにシフトを調整してもらうなど、同僚が協力してくれたことも、大きな支えでした。このような周囲の協力もあり、無事に合格できたときは、とても嬉しかったです!
◎管理栄養士の資格を取得してよかったと感じることはありますか?
資格取得後は、献立作成を任せてもらえるようになりました。専門的な知識を活かし、治療食の種類に応じた使用食材の制限や必要な栄養素などを考慮して、食材の種類や量を考えられています!また、クライアント栄養士の意図を理解しながら会話できるようになり、より活発にコミュニケーションがとれるようになったことも、とても嬉しい変化でした。
見て「食べたい」食べて「おいしい」と思ってもらえる食事を目指して
◎献立作成の際に心掛けていることを教えてください。
「適度な味付け」と「食欲をそそる見た目」になるか、出来上がりを想像しながら作成することです。患者様の健康のためには、食事で必要な栄養をきちんと摂ってもらう必要があるため、見て「食べたい」、そして食べて「おいしい」と思ってもらえるよう、調味料のバランスや彩りを特に意識しています。また、調理担当者の意見も調理終了後は必ず聞きに行き、味が薄すぎないか、彩りの観点から食材変更の必要はないかなど、相談しながら改善を重ねています。まだまだ完璧だとは思っていないので、これからも改善を続け、心も体も満足できる病院食を目指して取り組んでいきたいです。

◎最後に、今後の目標を教えてください!
心も体も満足できる食事提供に加えて、チーム全体が円滑に働ける職場づくりにも取り組みたいと思っています。現在も、責任者に手伝うことがないか積極的に声をかけてサポートしているほか、普段の食事よりも工程の多い行事食の献立作成では、厨房スタッフの業務が過多にならないよう、味や見た目は損なわずに仕込み時間を短縮できるような野菜を選択するようにしています。今後も自分にできることを考え、チームを支える縁の下の力持ちのような存在になれるよう頑張りたいです!

↑同じ事業所で働く皆さん(菊地さん:前列左から3番目)
今後も当社は、栄養士・管理栄養士の活躍をサポートし、お客様のこころを満たすお食事を提供して参ります。
採用情報については、下記をご覧ください。
新卒採用(管理栄養士・栄養士・調理師職):管理栄養士・栄養士・調理師職採用|採用情報|株式会社メフォス (mefos.co.jp)
新卒採用(総合職):総合職採用|採用情報|株式会社メフォス (mefos.co.jp)
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