一般社団法人ChefooDo(シェフード)の食育に対する想い『食の力で「ココロ」をより豊かに育み、笑顔をつなげたい。』に共感し、メフォス(全国約500ヶ所で学校給食を展開)では、ChefooDoが展開する “Chef’s Lunch”を全国各地で随時開催しております。
*Chef’s Lunch・・・一流の料理人と学校の栄養教諭や調理員が力を合わせて献立作りや調理を行い、「学校給食」として提供することで日頃の給食に変化を持たせ、子どもたちの新しい食体験に繋げる取り組みです。
第九弾となる今回は、東京・銀座の和食の名店「銀座ろくさん亭」に在籍しながら、小学校での料理教室や大学の講師としても活躍している舘野雄二シェフが参加。
11月17日(月)、当社受託先である新潟県胎内市学校給食センターではシェフも調理に加わり、市内の小中学校9校へ、学校給食と和食のプロがコラボレーションした特別献立の給食を提供しました。配送校の一つである胎内市立きのと小学校では、シェフと児童たちの交流イベントも実施し、「食事の楽しさ」「地元食材と和食の魅力」を感じてもらえるような一日となりました。
当日の献立

・ごはん ※胎内市産の米を使用
・毛鹿サメの釈迦酢あんかけ ※胎内市産の米粉、まこも(イネ科の多年草)、人参、玉葱を使用
・サラダかぶのごまあえ ※胎内市産のかぶ、キクラゲを使用
・白菜なめこ汁 ※胎内市産の白菜、長ネギ、味噌を使用
・牛乳
児童とシェフの交流イベント
5年生教室にて一緒に給食喫食

児童たちは、シェフとコミュニケーションをとりながら給食を楽しみ、おかわりをする児童も多く、皆笑顔で完食していました。
シェフからは、献立に込めた”魚や野菜のおいしさ、地元食材と和食の魅力を感じてほしい”という思いや、“食事を作ってくれる人に感謝の気持ちを忘れない”ことの大切さなどが伝えられました。

他のクラスでも献立のポイントなどをシェフ自らが説明する動画を上映。給食を食べた後シェフが全クラスをまわって児童たちと交流すると、「おいしかった!」という声があちこちから聞こえました。
スイーツ作り体験


“料理の楽しさを感じてほしい”というシェフの思いから、米粉発祥の地・胎内市ならではの、シェフ直伝「米粉を使用したスイーツ作り体験」が実施されました。
米粉あんなどを豆乳ヨーグルトに加えて混ぜ、和のテイストを入れた特製ヨーグルトを作り、カットしたフルーツにかけて!最後に全員で試食しました。
児童たちはフルーツを切る際、包丁の使い方に苦戦する様子もみられましたが、シェフと楽しみながら調理したことで、料理への関心が高まった様子でした。
日頃の給食とは一味異なる、地元食材と和食のコラボレーションで新たな食体験ができた思い出深い1日になったのではないかと思います。
この体験を通して、子どもたちの食への意識が高まり、食への感謝や、魚や野菜をより好きになるきっかけとなってくれたら嬉しいです。
当社の調理スタッフにとっても、シェフとのコミュニケーションを通じて、モチベーションアップやスキルアップにつながる1日となりました。

↑調理の様子

↑シェフ(前列中央)とクライアント栄養教諭様、当社調理スタッフ
メフォスは子どもたちの笑顔と未来につながるよう、引き続き食育活動に力を入れてまいります!その他取組についても随時ご紹介します。
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レストラン・シェフ紹介
【銀座ろくさん亭】
「料理の鉄人」初代・和の鉄人で知られる道場六三郎氏オーナーの和食の名店。
【舘野 雄二 シェフ】
「銀座ろくさん亭」をスタートに、1997 年オープンの「ポワソン六三郎」の料理長を務め、2008 年に独立し「みちば和食 銀座 たて野」をオープン(2020年12月閉店)。
グランドニッコー東京台場の和食店「鮨 玉かがり 天ぷら 玉衣」を経て、現在「銀座ろくさん亭」に戻り、道場六三郎の下これまで培った技術と知識を活かし腕を振るっている。講習会や小学校での料理教室など、食育活動も積極的に行っており、大学の講師としても活動。漁の体験や農業体験などにも取り組んでおり、現役農家の顔も持つ食の探求家。