導入事例 Case4:産業給食
(信越半導体(株)白河工場様)

Case4工場と食堂が一体となり実践
趣向を凝らした健康づくり

(後列左より)
メフォス職員 東正博、佐藤綾香 看護師、メフォス職員 戸田幸恵、メフォス職員 三瓶義治
(前列左より)
事務部総務グループ長 佐藤秋雄様、メフォス職員 深谷節子
信越半導体(株)
白河工場
業態:工場
住所:福島県西郷村
一日平均食数:約800食

毎日かつ長期間に亘り食事を召し上がっていただく食堂では、メニューの内容が従業員の皆さんの健康を左右します。信越半導体(株)白河工場様の社員食堂を運営するにあたり、健康づくりに貢献するメニューからイベントまで幅広くご提案。「3交代24時間操業の工場を支える皆さんに、健康的に安心して働いていただきたい」――そんな思いに沿って、労働組合などと一体となって取り組んでいます。

真摯に向き合った道のり
やがて実を結ぶ、健康への意識づけ

半導体シリコンウエハーを製造する信越半導体株式会社。同社が1984年、阿武隈川の近くに新設したのが白河工場です。3交代24時間操業である工場に食堂は不可欠で、従業員の皆さんにとって大切な場所になります。また、単身赴任や独身の男性が多い白河工場では、単身赴任寮・独身寮もあり、食事の大半を食堂で召し上がるという方も居られます。

事務部総務グループ長の佐藤秋雄様は、「従業員にとって、食事は大きな楽しみのひとつです。メフォスさんには栄養バランスはもちろん、寮における朝食・夕食、工場の食堂における昼食が同じメニューにならないように、日々工夫をしていただいています」と話します。「できる限り地域の食材を使いたい我々の希望を聞いていただき、お米や野菜を中心に地産地消にも努めてもらっています」(佐藤グループ長)

メニューや味付け、食材については、事務部や労働組合からご意見をいただき、改善を進めます。以前、定食は漬け物食べ放題とし、男性従業員が好むメニューが中心となっていました。しかし、従業員の健康診断データを踏まえて、好きなものだけを中心とした食生活から方向転換すべく、健康に配慮したメニューへと改善を進め、食堂内では視覚からも健康を意識してもらえるよう、掲示物にも工夫を凝らすようになりました。こうした、事務部と労働組合、医務室、そしてメフォスが一体となった健康づくりの取り組みは、やがて健康診断の結果に表れるようになります。

「そこに至るまでには、メフォスさんとさまざまな意見交換をして、従業員の意識づけからメニューまで本当に努力していただきましたね」(佐藤看護師)

時を同じくして、白河工場では「特定保健指導」もスタートしました。

はじまりは円滑なコミュニケーション
共に作り上げた人気イベント

地道な取り組みが着実に実を結ぶ中、近年ではメフォスの管理栄養士と、医務室に常駐されている看護師さんとのコミュニケーションもさらに活発になりました。「まだまだ血圧が高めの方が多く、食事を減塩していきたい」という看護師さんの想いを受けて、メフォスの提案でスタートしたのが「スマートランチ」。何度も打合せを重ねて、最初に提供した「野菜たっぷりラーメン」は大好評でした。従業員の皆さんからは「美味しい! 今後もこういったメニューを続けて欲しい」という声を多数いただき、現在も続く人気イベントとして定着するようになりました。実施後には、感想をお聞きすると共に、完売状況や課題をデータ化して、次回のメニューに生かしています。

健康に関連したイベントはほかにも定期的に実施しています。最近では、食堂内で「骨強度チェック」を実施。期間中は、イベントと食事を連動させました。楽しみながら健康的な食生活を意識できるよう、常に医務室の看護師さんと連携を取りながら進めています。

「こうした取り組みは、従業員が健康的に安心して働く上で非常に重要です。おかげで血圧の平均値や肥満値が全体的に下がりました。目に見える結果が表れて、看護師も大変やりがいを感じています」(佐藤看護師)

常に意見を交わし合える
だからこそ可能になる多様な取り組み

「工場では、食堂に対する従業員の意見を労働組合がまとめていますが、メフォスさんには健康面に配慮したメニューはもちろん、ほかにもさまざまな要望に応えてもらっています」(佐藤グループ長)

そのひとつが、従業員の皆さんに大好評の「謝恩バイキング」です。この、工場主催の恒例イベントにも、メニューやご家族へのお土産に趣向を凝らすなど、事務部と意見交換しながらメフォスも全面的に協力しています。また、日々統計を取りながら、食材の廃棄ロスを減らす取り組みも進めています。「健康面を第一に考えながら、味付けやバラエティーに富んだメニュー構成など、食事をすることの楽しさを提供してもらっています。さらに、廃棄ロスの減少にも取り組んでもらっている現状には、大変満足しています」(佐藤グループ長)

東日本大震災後の大変な時期も、お互い協力し合いながら復興に努めた白河工場とメフォス。従業員の皆さんと、メフォスの厨房スタッフが言葉を交わすことも多く、食堂には和やかな雰囲気に包まれています。「今後、メフォスさんのスタッフがさらに働きやすくなるよう、工場としては環境改善に努めたい」と話す佐藤グループ長。

さまざまな改善、取り組みが行えるのも、常にメフォスの提案に耳を傾けていただける工場の環境があるからこそ。

「何か課題が上がると、常に意見を交わし合える。そして共に取り組む。メフォスさんとは本当に良好な関係を築くことができました。この円滑なコミュニケーションを大切にして、今後も従業員が満足できる食堂づくりを継続していきたいですね」(佐藤グループ長)