INTERVIEW 01
食べる方にとっての「唯一の食事」をつくる
管理栄養士
2020年度入社 仲谷 瑶子
CAREER
先輩社員紹介
2020
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現在
介護老人保健施設 配属
入社1年目は調理等の厨房業務を中心に、また段階的に事務作業を学ぶ。
2年目からは発注や食数管理などの
業務も担当。
メフォスを選んだ理由
祖父の入院を機に、管理栄養士を志した
管理栄養士に興味を持ったのは高校生のときでした。
祖父が糖尿病で入院したとき、面会に行くたびに「出てくるご飯がおいしいんだよ」と、献立表を見せてくれたんです。付箋サイズの小さなシートに糖尿病食の細かな分類が書かれていて、一人ひとりの患者さんにここまで丁寧に対応しているんだと感激しました。栄養バランスを考えてメニューを作る管理栄養士という存在を知り、私もこの仕事につきたいと、栄養学科への進学を決めました。
メフォスのことを知ったのは、学内の企業説明会でした。そこで初めて、自分が食べてきた学食のおいしい食事もメフォスが提供していたことを知りました。大学の授業で「管理栄養士は現場で調理する機会はあまりない」と聞いたことがありましたが、メフォスでは幼保、学校、産業、病院、高齢者施設まで多様な給食現場を経験できます。大量調理の技術や管理栄養士としての知識を習得し、年齢や体の状況に合わせた献立の立て方を学べる点も魅力でした。
現在の仕事内容
時間に追われる厨房業務でも、大事な一皿に心を込める
入社後に介護老人保健施設に配属され、現在は責任者として食数管理や献立作成も行っています。
1年目は食材仕込み、調理、洗浄などの厨房業務を担当しながら月に1回の集合研修を受け、2年目からは食材や厨房消耗品等の発注も任されるようになりました。
勤務する施設には、70代以上の方が約70人暮らしています。皆さんに、おいしくて栄養のある毎日の3食とおやつをお届けするのが私の役割。5~6人のメフォスのスタッフがシフトを組み、お互いの業務をサポートし合いながら進めています。
その中で大切にしているのは、「私にとっては何十食のうちの一皿でも、食べる方にとっては唯一の食事」ということです。とくに、コロナ禍や体の不調などで外出がままならないときには、食事が唯一の楽しみと話す利用者の方も多くいらっしゃいます。
大量調理の現場は常に時間に追われています。盛り付けがついおざなりになってしまうこともありますが、忙しいときこそ、「一人ひとりの大事な一皿」と心していきたいと思っています。
今後のキャリア
先回りの行動で仲間を支え、感謝の気持ちを忘れない
2年目の8月からは献立作成も任されています。「1日3食、30日分の献立なんて作れるだろうか」と不安も大きかったのですが、社内システムで過去の献立を参照できますし、施設側の管理栄養士の方にチェックしていただき、アドバイスをもらうこともあります。
提供した食事に対して、「皆さんおいしく召し上がってくれました」と施設職員からフィードバックをいただけたときはとてもうれしいです。ほかにも、以前は残りがちだった野菜類が、味付けや調理法を変えて完食率が上がったときには、工夫が伝わったのかなとほっとしました。
食材の値上がりなどで発注量の調整が必要なときには、ほかの食材を使ってどうカバーするか頭を悩ませることも…。でも、制限がある中での工夫の幅の広さが、管理栄養士の面白さでもあると感じています。

厨房の仕事は一人ではできません。チームで、お互いに先回りして動いているから成り立っている。働く仲間への感謝の気持ちを持ち、周りが困っていたらサポートし、やってもらったことに「ありがとう」を伝える。そのコミュニケーションを大事にできる方と、一緒に働きたいなと思います。食を提供する側として、自分がおいしいと思うものを振る舞いたいという気持ちがある方に、メフォスに来ていただきたいです。
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