大学で栄養学を学び、食にかかわる仕事につきたいと考えていました。
食に興味を持ったきっかけは高校でのバスケットボール部での経験でした。顧問の先生に「トレーニングだけではなく、食事にも気を使いなさい」と言われ、自分なりに栄養バランスを考え実践するようになってから、体が変わっていくのを実感したんです。筋力がつき、持久力も上がり、体が疲れにくくなった。食と健康について深く勉強しようと、大学では管理栄養士の資格も取得しました。
メフォスに興味を持ったのは、幼保から学校、病院、企業まで幅広い業態に食を提供できるからです。食による健康や体づくりを、メフォスなら追求できると考えました。また、出会う社員が皆さん優しく、社長との最終面接でも、まるで日常会話を楽しむようにリラックスして自分のことを伝えられました。自然体で働けそうだなと思ったのも入社の決め手になりました。

現在は神奈川エリアで、6つの事業所の運営管理業務を担っています。
私が担当しているのは、4つの病院と、2つの医療従事者向けの社員食堂です。日々の食事の正確な提供や衛生管理はもちろん、事業所に配属されている従業員のマネジメントも行い、人員不足があればその採用面接も担当しています。病院は、患者さんの病態に合わせたメニューを3食ミスなく出さなければいけません。アレルギーなどにかかわる事態が起これば命にもかかわりますので、日々責任を持って業務に当たっています。
社員食堂では、定期的なイベント食も提供しており、その企画も行います。例えば、医療従事者の方が食堂で注文した際、目の前で盛り付けるパフォーマンスを企画したり、全社でのイベント企画を統括している本社部門と連携し、通常では提供できない食材の使用やイベント食を提供しています。また、お客様からのご要望で特別食を用意することもあります。ある事業所からは、病院関係者の会議で昼食を出してほしいと言われたことも。
予算や提供対象者についてヒアリングしたのち、彩りの美しい食事を作らせていただきました。調理師スタッフと現場で一緒に作りながら、「こうした方が、彩りがキレイでは？」という調理師からの提案を取り入れたところ、「味も見た目もとてもよかった」と高評価につながりました。いいものを提供しようと、スタッフと工夫できたプロセスもうれしくて、ほっと安堵しました。