INTERVIEW 02
ご高齢の利用者に、
ほっと安心する食事を届けたい
管理栄養士
2021年度入社 水上 優果
CAREER
先輩社員紹介
2021年
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現在
特別養護老人ホーム 配属
仕込み・調理・盛り付けなど厨房業務を中心に行う。
メフォスを選んだ理由
食は生きる力をつくる。
管理栄養士として現場経験を積みたかった
料理人だった父の影響で、子どもの頃から食に興味がありました。家で料理する姿がカッコよくて、「おいしい料理を自分の手で作れれば、自分の力で生きていける」と思っていました。
中学生になると化学が好きになり、自分で調理する調理師ではなく、食材の特徴を料理に活かす管理栄養士になりたいと思うように。そして、大学では食品学の面白さにのめり込み、管理栄養士の資格をとりました。
メフォスを選んだのは、管理栄養士として活躍するために、現場経験を積みたかったから。メフォスでは福祉や病院に限定されず、学校や産業など幅広い領域で給食を提供しています。誰に食事を届けるかによって、仕込みや調理方法、配膳の仕方はまったく異なります。それぞれで必要な知識、技術を学ぶことができれば、管理栄養士としての知見も広がると考えました。
メフォスの会社説明会でも、「管理栄養士にとって現場経験が大事」と話していました。同じ想いで働いていけるなと共感し、入社を決めました。
現在の仕事内容
挑戦へと背中を押す、周りのあたたかさに支えられている
入社後に配属された特別養護老人ホームで、野菜などの仕込み・調理・盛り付けから配膳、厨房内の清掃・洗浄までを担当しています。従業員12人で早番・中番・遅番でシフトに分かれ、それぞれ朝食・昼食・夕食の準備や配膳を連携して進めます。
利用者の方はご高齢なので、一人ひとりの咀嚼機能に合わせて、通常のご飯から刻み食、ペースト食など、それぞれの食形態があります。誰に何を提供するのかをしっかり確認しながら、加工、盛り付け、配膳を行わなくてはいけません。
利用者の方においしく食べていただくためには、野菜の硬さ、刻みの細かさが重要です。食事は、誰もがほっとできる大切な時間。「これなら安心して食べてもらえるかな」と気遣いながら作っており、先輩が調理している様子を見ながら学ばせてもらっています。
調理は時間との闘いでもあります。何時までに仕込みを終え、何時には盛り付けを始める、という目安時間に合わせて効率よく動かなくてはいけません。遅れているときには、先輩社員やパートのスタッフがすかさずフォローに入ってくれ、チーム力にはいつも助けられています。味付けが少しうまくいかなかったな、と思うときでも先輩が「失敗は次に活かしていこう。また挑戦してみよう」と声をかけてくれたり、パートの方が「水上さんのご飯はいつもおいしいから大丈夫だよ」と言ってくれたりします。相談をすると「水上さんはどうしたらいいと思う?」と想いを引き出してくれ、とてもあたたかいんです。毎日を楽しく過ごせているのは、周りの優しさのおかげだなと思っています。
今後のキャリア
うまくなった!という成長実感が、次の仕事の原動力になる
入社2年目でまだまだ経験は浅いですが、味付けや作業効率面で「前回よりもうまくいった」と感じられる機会が増えています。成長実感があると「もっとうまくなりたい!」と意欲が増していく。現場経験を積みたい、という入社時の想いが叶えられているのがうれしいです。
食づくりはチームワークが大切だと日々実感しています。メフォスのメンバーはもちろん、施設側の管理栄養士の方とのコミュニケーションも多い。月に1回の行事食では、施設側が立てた献立に応じて調理するので、そこでもミスがないように連携しています。
大切なのは、一緒に仕事をする仲間に対して積極的にコミュニケーションをとること。相手の立場になって、どこまでやっておけばラクになるだろう、どんな声掛けをすると分かりやすいだろうと考えられる方と、ぜひ一緒に働きたいと思っています。
トップ管理栄養士・栄養士・調理師職採用 社員インタビュー02