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集団給食の調理を実践!企業内大学「わたしアカデミー」が国際ビューティ&フード大学校で特別授業を実施

2025.10.27
 

メフォスでは、企業内大学「わたしアカデミー」の研修プログラムを通じて、実践的かつ質の高い学びの場を創出し、従業員のスキルアップを支えています。

 

2025年9月18日、卒業生の調理師が当社で活躍している国際ビューティ&フード大学校様よりご依頼いただき、調理師を目指す同校42名の学生へ、わたしアカデミーの講師がメフォスのノウハウをお伝えする150分の特別授業を実施しました。

 

授業のテーマは「集団給食」。学校や病院などでは、一般的な飲食店とは異なり、多くの喫食者へ同時に料理を提供するため、一度に複数の料理を大量に調理しなければなりません。そこで、メフォスの受託先含む多くの調理現場で活用されているのが、スチームコンベクションオーブン、通称「スチコン」です。スチコンとは何か、どのように活用したらよいのかについて、実践を交えながら学べるプログラムを実施しました。本プログラムは、メフォスの新人調理師向けにも実施しており、効率的な調理と高品質なサービスを両立する基礎を築いています。

 

スチコンを使って複数の料理を効率的に調理しよう!

スチコンとは、「焼く」「蒸す」「煮る」「炒める」「茹でる」などの多様な加熱調理が1台で実現できる調理機器です。基本的な使い方や機能についてレクチャーした後、スチコンの様々な加熱設定で実際に調理を実践していきます!

まず試しに、キュウリ等の野菜を異なる加熱設定で調理します。出来上がりは同じ見た目でしたが、実際に食べ比べてみると食感に大きな差が!設定ひとつで変化が出ることに学生たちは驚いている様子でした。

その後は、サバの味噌煮、里芋煮、春雨炒め、ピカタ、白米をグループで協力して調理!同時進行で複数の料理を効率的に調理する、集団給食の現場を体験してもらいました。

 

↑グループ内で役割分担、加熱用の調理トレーに食材を入れ、調味していきます

↑複数料理を同時加熱中        ↑完成した料理

 

集団給食の衛生管理と心遣いを学ぼう!

一度に大量の調理を行う集団給食では、衛生管理を少しでも怠ると多くの人に影響を及ぼしてしまいます。そのため、メフォスも日々の業務の中で徹底している手洗いや体調管理、全ての食材が内部まで十分に加熱されているかを確認する、中心温度測定の重要性をレクチャー。

また、喫食者への心遣いとして、全ての料理で綺麗な盛り付けを心がけることや、提供まで品質を維持するための適切な温度管理も大切であることをお伝えし、学生たちは真剣に耳を傾けていました。

 

授業の最後には、自分たちで作った料理を試食!「おいしい!」との声があちこちで上がり、皆さん完食していました。

 

本授業に参加した学生からは、「丁寧に教えていただき、楽しみながら調理できた」「集団給食の現場をイメージできた」などの感想をいただき、調理師の仕事や集団給食の調理について理解を深めていただく機会となりました。

 

今後も当社は、調理師や栄養士・管理栄養士を目指す学生を応援し、喫食者一人ひとりにぬくもりとこころを満たすお食事を提供してまいります。

 

わたしアカデミーについて:わたしアカデミー | 給食委託会社メフォス (mefos.co.jp)

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