一般社団法人ChefooDo(シェフード)の食育に対する想いである『食の力で「ココロ」をより豊かに育み、笑顔をつなげたい。』に共感し、メフォス(全国500ヶ所以上で学校給食を展開)では、ChefooDoが展開する “Chef’s Lunch”を全国各地で定期開催しております。
*Chef’s Lunch・・・一流の料理人と学校の栄養教諭や調理員が力を合わせて献立作りや調理を行い、「学校給食」として提供することで日頃の給食に変化を持たせ、子どもたちの新しい食体験に繋げる取組です。
第二弾は、12月6日(火)に当社受託先である宇多津町学校給食センター・配送校の宇多津小学校(香川県宇多津町)で開催しました。
今回は、東京・銀座の和食の名店「銀座ろくさん亭」で腕を振るう舘野雄二シェフが参加。地元食材を活用した和食給食の提供と、子どもたちとの交流イベントを実施することで、学校給食を通じて「食事の楽しさ」「地元食材の魅力」を感じてもらえるような内容となりました。
当日の献立
・古代米入りご飯
・ヒラと三色野菜の餡かけ 黒酢仕立て
・食べて菜の胡麻和え
・鶏と季節野菜の卵スープ
・牛乳
※ヒラ…宇多津漁協で網にかかるもののほぼ捨てられてしまう未利用魚。骨が身に入り込んでいるため下処理に手間がかかりあまり食べられていませんが、ヒラを試食したシェフがその美味しさに感動し、この魚を生かしたメニューを考案しました。
※食べて菜…小松菜とさぬきな(広島菜と野沢菜を掛け合わせたもの)を交配した香川県オリジナルの野菜。2006年に誕生、2009年より県内給食に導入。名前の由来は、香川県内の小中学生を対象に公募し、「みんなに食べてほしい」という願いから決定しました。
※古代米、金時人参、椎茸、ブロッコリー、塩なども香川県産食材を使用しています。
児童とシェフの交流イベント
6年生教室にて一緒に給食喫食
最初は児童たちも緊張しており硬い雰囲気でしたが、終盤はシェフの周りに多くの児童が集まっていました。
5年生との交流会
児童からの、「お店で人気の料理は?」「料理人になったきっかけは?」「得意料理は?」などの質問にシェフが答えました。
最後にシェフからは、「料理や食材がみんなのもとに届くまでに、見えないところで多くの人が関わっていることを忘れないで欲しい。関わった人に感謝をして、五感で食事を楽しんで欲しい。」とのコメントがあり、児童たちも真剣な表情で耳を傾けていました。
日頃の給食とは一味違い、地元食材の理解をより深めることができた思い出深い1日になったのではないかと思います。
この体験を通して、子どもたちの食への意識がいつも以上に高まり、食への感謝や、偏食をなくすきっかけとなってくれたら嬉しいです。
メフォスは子どもたちの笑顔と未来につながるよう、引き続き食育活動に力を入れてまいります!その他取組については随時ご紹介します。
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レストラン・シェフ紹介
【銀座ろくさん亭】
「料理の鉄人」初代・和の鉄人で知られる道場六三郎氏オーナーの和食の名店。
【舘野 雄二 シェフ】
「銀座ろくさん亭」をスタートに、1997 年オープンの「ポワソン六三郎」の料理長を努め、2008 年に独立し「みちば和食 銀座 たて野」をオープン(2020年12月閉店)。
グランドニッコー東京台場の和食店「鮨 玉かがり 天ぷら 玉衣」を経て、現在「銀座ろくさん亭」に戻り、道場六三郎の下これまで培った技術と知識を活かし腕を振るっている。講習会や小学校での料理教室など、食育活動も積極的に行っており、大学の講師としても活動。漁の体験や農業体験などにも取り組んでおり、現役農家の顔も持つ食の探求家。