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バラエティ豊かな食事提供と作業効率化の実現を目指して       ~障がい者支援施設ステージ桜ヶ丘様のご紹介~

2024.04.24
 

メフォスでは、その地域やクライアント様に合わせたオペレーションを模索して様々な運営内容で食事提供をしております。

 

2021年5月の開設と同時に給食調理業務の受託を開始した、社会福祉法人土佐厚生会 障がい者支援施設ステージ桜ヶ丘(高知県安芸市)様では、完全調理済み品(※1)を使用したニュークックチル方式(※2)と現地調理で手作りのクックサーブ方式を組み合わせた食事提供を行っております。                                                                          ※1. 完全調理済み品:そのままもしくは温めるだけで食事提供が可能な加熱調理済みの食品です。                                     ※2. ニュークックチル方式:あらかじめチルド温度帯に保存されている料理を器に盛り付け、器ごと再加熱を行い提供する方式です。

 

毎日3食完全調理済み品を提供している同クライアント様の他施設では、効率的ながらも味へ不満を感じていることや、献立のマンネリ化に苦慮されていることを受託前のお打合せにて伺ったため、この課題を解決するための最善策を社内で模索。完全調理済み品と手作りでの食事提供を組み合わせ、作業効率化と柔軟な献立対応とを両立できる運営方法のご提案に至りました。

当社が採用している完全調理済み品は、衛生管理・風味・レパートリーなど様々な観点で厳正に選定した製品であり、当社の他受託先でも好評なもの。導入前には職員の皆様へ試食会を開催し、皆様からも「きちんと食感が残っていてとても美味しかったので驚きました。食事の味をその場で確かめることができない日でも、安定的な食事提供ができ、安心感があります。」との評価をいただき、味にもご納得いただいた上で導入が決定しました。

 

月~金曜日の朝食と土・日曜日の朝・昼・夕食の主菜・副菜は完全調理済み品を使用し、下処理や調理作業が簡略化された工程(下図)で食事提供ができていることから、クライアント様より「人財確保が難しいエリアですが、効率的に落ち着いて作業ができていて、良い労働環境の中で提供してくださっているので、衛生面でも安心して任せることができています。」とのお声をいただいております。

<完全調理済み品を使用したニュークックチル方式 提供までの工程>

①(提供前日)チルド状態の完全調理済み品を盛付                               ②(提供前日)再加熱キャビネットでチルド保管                                 ③(提供当日)自動で再加熱され食事が完成。利用者様の状態に合わせて刻み食などは二次加工を行う。                                            ④(提供当日)温冷配膳車へセット                                          ⑤配膳

 

    ↑左側写真献立:がんもの煮物※、きゅうりの酢の物※、ゆずみそ、ご飯、味噌汁                 ↑右側写真献立:ほうれん草のクリーム煮※、千切り大根サラダ※、スープ、バターロール、牛乳                                  ※主菜・副菜に完全調理済み品を使用

 

一方で月~金曜日の昼食は現地調理で、家庭と変わらない手作りのぬくもりを感じられる食事提供に努めております。

クライアント様からは、「個別対応で様々な配慮をしてくださっていて、なるべく家と同じ環境で食事を提供したいという思いを叶えて下さっています。」と大変ご満足いただいております。また、新メニューや利用者様からのリクエストメニューを豊富に取り入れ、牛丼チェーン店吉野家とのコラボメニューなど外食気分を味わえるようなイベントも開催。利用者様からも大変好評で、当社従業員へ直接「今日も美味しかった!」と嬉しいお声をいただいております。

        ↑敬老の日提供メニュー「天ぷらの盛り合わせ」 ↑高知県の名物「カツオのたたき」

        ↑吉野家コラボイベント

 

今後も、バラエティ豊かな食事提供と作業の効率化に努めることで、持続可能な食生活を実現し、利用者様の大切なまいにちに寄り添って参ります!

 

 

その他事業所・取り組みについても随時ご紹介して参ります。

 

当社事業にご関心のある方は、下記にてお問い合わせください。

お問い合わせ | 給食委託会社メフォス (mefos.co.jp)