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~Chef’s Lunch第七弾~ 地元食材×本格和食で新たな食体験

2025.03.25
 

一般社団法人ChefooDo(シェフード)の食育に対する想い『食の力で「ココロ」をより豊かに育み、笑顔をつなげたい。』に共感し、メフォス(全国500ヶ所以上で学校給食を展開)では、ChefooDoが展開する “Chef’s Lunch”を全国各地で随時開催しております。

*Chef’s Lunch・・・一流の料理人と学校の栄養教諭や調理員が力を合わせて献立作りや調理を行い、「学校給食」として提供することで日頃の給食に変化を持たせ、子どもたちの新しい食体験に繋げる取り組みです。

第七弾は、2月28日(金)に香川県三豊市で開催しました。当社受託先である三豊市南部学校給食センターではシェフも調理に参加し、市内の小中学校15校と、幼稚園・こども園7園に特別献立の給食を提供。配送校の一つである三豊市立豊中中学校ではシェフと生徒たちの交流イベントも実施しました。

今回は、東京・銀座の和食の名店「銀座ろくさん亭」に在籍しながら、小学校での料理教室や大学の講師としても活躍している舘野雄二シェフが参加。学校給食と和食のプロのコラボレーション給食と、生徒たちとの交流イベントを通じて「食事の楽しさ」「地元食材と和食の魅力」を感じてもらえるような一日となりました。

 

当日の献立

・塩昆布入り麦ご飯  ※香川県産の米、大麦を使用

・ハモのつみれと春野菜のあんかけ  ※香川県産のハモ、青のり、筍、三豊市産のアスパラガスを使用

・キャベツのごま和え  ※三豊市産のキャベツを使用

・白菜のみそ汁  ※香川県産の白菜を使用

・牛乳

 

生徒とシェフの交流イベント

1年生教室にて一緒に給食喫食

シェフが献立に込めた”地元で獲れる魚や野菜のおいしさ、和食の魅力を感じてほしい”という思いも伝わり、「おいしい!」という声があちこちから聞こえました。おかわりをする生徒も多く、皆笑顔で完食していました。

また、他のクラスでは、当社の調理スタッフも生徒たちと一緒に給食を食べ、交流を深めました。

給食を食べた後は、体育館に集まり、この日提供された特別献立の調理工程を説明する動画が上映されました。生徒たちは真剣な表情で見入っており、食材や調理への理解が深まった様子でした。

 

だし巻き卵作り体験、シェフへの質問タイム

“料理を通して和食により親しみを感じてほしい”というシェフの思いから、シェフ直伝の「だし巻き卵体験」が実施されました。

調理した生徒からは、「プロの技術を教えてもらって上手にできた!」「やってみると意外と簡単だった!」との声があがり、シェフと楽しみながら調理したことで、料理への関心を引き出せた様子でした。

だし巻き卵作り体験のあとは、シェフへの質問タイムが設けられました。

生徒からの「料理を作るときに心掛けていることは?」「シェフになるには何年かかりますか?」などのさまざまな質問一つひとつに、シェフが丁寧に答えました。

最後にシェフからは、「悩むことがあっても自分らしく、目標を持って進んでほしい」と熱い想いが伝えられ、和やかな雰囲気で交流会は終了しました。

 

日頃の給食とは一味異なる、地元食材と和食のコラボレーションで新たな食体験ができた思い出深い1日になったのではないかと思います。

この体験を通して、子どもたちの食への意識が高まり、食への感謝や、魚や野菜をより好きになるきっかけとなってくれたら嬉しいです。

 

当社の調理スタッフにとっても、シェフや子どもたちとのコミュニケーションを通じて、モチベーションアップやスキルアップにつながる1日となりました。

 

↑調理の様子

↑シェフと当社調理スタッフ(右写真:中央、左写真:一番左がシェフ)

 

メフォスは子どもたちの笑顔と未来につながるよう、引き続き食育活動に力を入れてまいります!

 

その他取組についても随時ご紹介します。

 

学校のサービスについてはこちらをご覧ください。

学校給食の委託なら – 高い業界シェア率 | 株式会社メフォス (mefos.co.jp)

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お問い合わせ | 給食委託会社メフォス (mefos.co.jp)

 

 

レストラン・シェフ紹介

【銀座ろくさん亭】

「料理の鉄人」初代・和の鉄人で知られる道場六三郎氏オーナーの和食の名店。

【舘野 雄二 シェフ】

「銀座ろくさん亭」をスタートに、1997 年オープンの「ポワソン六三郎」の料理長を務め、2008 年に独立し「みちば和食 銀座 たて野」をオープン(2020年12月閉店)。

グランドニッコー東京台場の和食店「鮨 玉かがり 天ぷら 玉衣」を経て、現在「銀座ろくさん亭」に戻り、道場六三郎の下これまで培った技術と知識を活かし腕を振るっている。講習会や小学校での料理教室など、食育活動も積極的に行っており、大学の講師としても活動。漁の体験や農業体験などにも取り組んでおり、現役農家の顔も持つ食の探求家。